ATCB-shift

ル・トーアでは、効果的な学習のために、各科目を技術ステップに細分化した授業プログラム「ATCBシフト」を採用しており、それぞれのステップに最適な設定と進行で、確かな成果を上げています。


Attack(DEMO授業)

 

最初に理論を学んだ後、講師のデモンストレーションを見学して理解を深めます。些細な指先の動きまで見逃さないよう、しっかりと見て覚えることからトレーニングは始まります。

Training(反復授業)

 

学んだ技術とデモンストレーションでの動きを脳裏に浮かべながら、実際に何度も反復して身体に覚えこませます段階ごとに目標を設定し、常に結果を把握しながら進めていきます。

Check(達成度合の確認)

 

所定のトレーニングをこなした時点で、各人がどこまでできるようになっているかを照合します。時間を計って施術を行い、評価基準と照らし合わせて目標レベルへの到達度をひとり一人確認します。

Back up(不足を補う授業)

 

Checkで目標レベルに達していなかった学生には、授業内や放課後でのバックアップで改めて指導。苦手な技術も必ず基準値まで到達できるようにその都度バックアップしています。

Build up(より達成レベルを高める授業)

 

ステップ3で基準以上の結果を残した学生には、希望に応じてより高い技術の指導を行います。得意科目はさらにレベルアップして、各々の強みを育てていきます。

桶本 和代 先生

ヘア/サロン実習/着付け授業教員

 

学生の理解度を確かめ、どこが理解不足であるかを知るために、改めて理論を説明します。その反応を見て重点的に教えるべきポイントを明確にした上でデモを見せることで、学生の理解度と実技の上達具合も早まります。やってみる、そして繰り返す。反復のトレーニングはつまらなくなっていきがちですが、間にチェックがあることで自分のレベルを知ることができ、次のステップが明確になります。技術が思うように上手くできなくて悔しい思いをするのは、どの学生も同じ。でも、理解できたときの学生は、とても良い表情をしているんですよ。


佐藤 弘忠 先生

ヘア/サロン実習授業教員

 

一定の基準以上に達した学生には、社会に出たときにその技術が自分の武器となるよう、細かい部分までアドバイス。高いレベルをめざしてトレーニングするので、すぐに上達はしません。しかし、教員のアドバイスを自分で考えながらトレーニングすることで、深いレベルでその技術を理解できます。最終的には、サロンですぐに使えるレベルの技術が身につくように導いていきます。

ステップを一つクリアするごとに自分に自信がつき、友だちに教えるくらい進歩する学生も出てきます。


嶋本 知子 先生

ヘア/サロン実習授業教員

 

Le TOAの学びの特徴は、何と言ってもATCBによる指導。これにより、学生自身も教員も、今どこまでできているのか、何ができていないのか、その時々の現状がはっきりします。その中で特に重要なのがTraining。これは何事にも言えますが、極めるために必要なのは基礎を身につけることで、そのためには何度も練習することが不可欠です。その一方で、自分の好みだけに偏るのではなく、さまざまな作品を見て感性を磨くことも大切。

学びはうまくいくことばかりではありません。学生たちが迷ったときには、共に答えを導き出せるように、フォローしています。