■美容師に求められる“視野”と“スキル”

Total Beauty


ただ髪を整えるだけでは、人は決して美しくなれません。

心が健やかであることをベースに、髪や爪、顔や肌を整え、さらに身にまとうものと立ち居振る舞いへの配慮がすべてそろって、はじめて美は成り立つのです。

美しさを保持するにはさまざまな要素が必要です。

しかも、技術が進化し個人の趣味嗜好がさらに多様化・細分化されていくこれからの時代、美容の範囲は限りなく広がっていくでしょう。ル・トーアの「トータルビューティー」とは、美を形作る要素を個別ではなく全体的に大きくとらえ、総合的に人を美しくすることを意味します。

「トータル」に人を美しくできる美容師になる道を、ぜひここから開いていってください。

①②③へと美のよい循環を維持するのが、プロの美容師の仕事。

だからこそ、ル・トーアは

全科目履修制カリキュラム

なのです。

■プロに求められる“センス”と“スキル”

Professional Training


プロの美容師として仕事をするためには、4つの素養が必要です。

センスとスキルを2年間で身につけることを目標に、ル・トーアの全科目履修制カリキュラムは構築されています。

■Beauty Sense

美容師には様々な感性が求められます。素材の状態を的確に捉えるための「細やかな感受性」。自分の仕事を正確に観察する「客観的な観察力・几帳面さ」。お客様の多様な美意識や価値観を理解する「幅広い受容力」。そして自分の個性を形に換えて提案できる「創造力」など。こうした感性は授業で教わるものではありませんが、在学中からあらゆる機会を利用して磨きをかけなければなりません。

 

■Technical Skill

美容師に求められるスキルには、様々な種類があります。生きた素材であるお客様を健やかに守るスキル。美しく整えるスキル。流行を取り入れるスキル。個性を形に換えて提案する力、これらも単に資格を取るだけでは身につきません。

 

■Service Skill

美容師とは、常にお客様と接しながら仕事を行うわけですから、技術職であると同時に接客業でもあります。お客様に失礼の無い対応はもとより、リラックスできる居心地の良い環境を作ることも大切な仕事の一つ。そのためにも必要なのは接客の基本をしっかり身につける事はもちろん、常におもてなしの心を持ち続けなければならないのです。

 

■Human Skill

美容師には、お客様を美しくすることを自らの使命と捉え、責任や誇り、そして生命ある素材に対する謙虚な気持ちをもってこれに当たる姿勢が必要です。また、お客様や仲間との良好な関係を維持するための、社会人としての常識や幅広い視野を持ち、誰からも好かれるためのコミュニケーション能力を身につけなければなりません。

これら4つの素養を育み、身につけさせることを目標にル・トーアの教育は行われています。